2012年8月
Balanoglossus simodensis
シモダギボシムシ Balanoglossus simodensis Miyamoto & Saito, 2007
 砂中に生息する無脊椎動物の一種で、いくつかの脊椎動物に近い体制を有するため、進化学上重要な動物として近年研究が進められている。「ギボシムシ」の名前は、頭部(写真右側)の形状が橋の欄干などに取り付けられる擬宝珠(ぎぼし)に似ていることに由来する。写真の個体は水深5mほどの転石下の砂中から採集された。
情報提供:宮本教生 博士(JAMSTEC)