2021年3月8日に実施された福島県水産海洋研究センター、調査指導船「いわき丸」のトロール調査にて採集された1個体のスナヒトデ属の未記載種が、当実験所学術専門職員の小林格博士、東京大学大学院理学系研究科の山本真正大学院生(研究当時)、国立科学博物館の藤田敏彦博士らとの共同研究によって新種として公表され、東京大学からプレスリリースされました。
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スナヒトデ属は、世界各地の熱帯~温帯の砂底に生息し、48種(国内6種)が知られています。スナヒトデ属では貝類などを捕食する獰猛な種が多く知られていますが、今回の新種の生態はわかっておらず、今後の研究が待たれます。スナヒトデ属の新種が日本から発見されるのは104年ぶりです。
図:いわき沖で採集された新種のヒトデ「サザレスナヒトデ」
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詳しくは下記のリンクをご覧ください。
プレスリリース
<理学部ウェブ>
日本語:https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/10260/
英語:https://www.s.u-tokyo.ac.jp/en/press/10260/
<ふくしま海洋科学館ホームページ>
https://www.aquamarine.or.jp/new-animals/luidiaiwakiensis/
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