2019年の特筆すべき10新種に選ばれました

三崎臨海実験所と中部大学、沖縄芸術大学の研究チームが2019年に新種として記載したOphiopsila xmasilluminansが、国際的な海洋生物データベースであるWoRMS( World Register of Marine Species)が選ぶ、特筆すべき新種トップ10に選ばれました。

洞窟ヒカリクモヒトデの自然状況下での写真(撮影:藤田喜久[沖縄芸術大学])

本種は、オーストラリア北東沖に浮かぶクリスマス島の海底洞窟から発見されました。生時に刺激を受けると緑色に光る(上記リンク先で動画が見られます)ことから、「クリスマスイルミネーション」に因んだ”xmasilluminans“という種小名が付けられました。

また今回は、日本の研究チームが熊野灘より発見した、タコと共生関係にあるゴカイも選ばれています。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

http://lifewatch.be/en/worms-top10-2019

http://lifewatch.be/en/2019.03.19-WoRMS-LifeWatch-press-release

3/17(火)実験所停電のお知らせ

電気設備年次点検に伴い、3/17(火)は、三崎臨海実験所は全館停電となります。
そのため、メール・電話・FAXも不通となりますので、ご了承下さい。
停電時間は8:30~12:00頃の予定ですが、復旧まで時間がかかる場合もございます。
ご理解の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。 

「三浦真珠プロジェクト」ミキモト・神奈川県との共同養殖真珠の浜揚げを実施

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取り出された2年貝の真珠(理学部広報室)

2020年1月16日、臨海実験所スタッフと前所長の赤坂甲治名誉教授、真珠メーカーのミキモトの職員が見守る中、2年貝から浜揚げされました。

理学系研究科附属施設の三崎臨海実験所は、神奈川県三浦市にあり、油壺で養殖されたアコヤガイからは合計155個もの美しい真珠を収穫することができました。

臨海実験所での技術管理や、高等学校など地元生徒への海洋教育と養殖技術の継承によって、安定した真珠の収穫から神奈川県の活性化を目標とした「三崎真珠プロジェクト」。ミキモトと神奈川県との協力を得て、今後もより一層の発展を目指した取り組みが進められます。

「このプロジェクトは、赤坂元臨海実験所長の在任中より開始しされました。ミキモトの協力によって臨海実験所でも昨年から少しずつ真珠が育ち始め、今年は155個もの立派な真珠が採れました。今後は、ミキモトに加え、地元神奈川県の高校や地域産業の方々との連携をさらに強め、臨海実験所がサポートしながら、地域連携・産学連携の事業として発展していくよう努力して参ります。―臨海実験所長 岡良隆教授」

 

「三浦真珠プロジェクト」養殖真珠浜揚げ 臨海実験所で技術管理してきた真珠を初めて収穫

東京大学三崎臨海実験所(神奈川県三浦市)の一室。二人の技術スタッフがアコヤガイを一つ一つ開く間、集まった人々は息を殺していましたが、小さく丸い真珠が貝の中から姿を現すと、一斉に歓声が沸き起こりました。

2019年1月9日、「三浦真珠プロジェクト」に関わる研究者とスタッフは、臨海実験所で技術管理して養殖してきたアコヤガイを初めて浜揚げしました。東京湾に面した海から吊り上げられた網の一つから、24個のアコヤガイを取り出し、10数個の真珠を収穫。2018年7月に技術職員がアコヤガイに2個ずつ真珠の核を挿入する「核入れ」作業を行った成果です。

臨海実験所の前所長で2013年から三浦真珠プロジェクトを主導している赤坂甲治理学系研究科名誉教授は、「美しい真珠を収穫することができて、安堵しました」とコメントしました。

三崎臨海実験所そばの桟橋から海中に吊るされたアコヤガイを引き上げる技術職員。 © 2019 東京大学

三浦市と真珠メーカーミキモトの協力を得て進められてきた三浦真珠プロジェクトは、地域の活性化と地元生徒への海洋教育の普及を目的としています。

「技術職員の皆さんにご尽力いただき感謝しています。また、神奈川県立海洋科学高等学校の教員・生徒の皆さんが授業の一環として、アコヤガイの世話をしてくださっていることも大きな要因です」と赤坂先生は話します。

海洋科学高校の生徒はこれまで臨海実験所を訪れ、貝の掃除を行ってきました。7月に実験所で高校の先生が約20個のアコヤガイに挿核を行っていますが、それらの貝は後日、授業の一環で生徒たち自身による浜揚げが行われる予定です。

実は真珠養殖と歴史的な関わりを持つ東大。1886年に設立され、世界で最も古い海洋生物の研究施設の一つである理学系研究科附属臨海実験所は、約100年前に世界で初めて真円真珠養殖技術を開発し、現在の真珠産業の基礎を築くのに貢献したという過去があります。その技術を、現在は世界的な宝飾メーカーであるミキモトの創業者、御木本幸吉氏が活用しました。

赤坂先生は今後、プロジェクトをより一層発展させたいと意気込みます。海洋科学高等学校に加え、最近、神奈川県立横須賀工業高等学校がプロジェクトに参画。貝殻を用いた螺鈿細工に取り組んでいます。

「今年は使えるアコヤガイの数に限りがありましたが、来年はもっと多くの真珠を収穫できると期待しています。臨海実験所で技術管理して養殖してきたアコヤガイを初めて浜揚げしました」。

 

第 300 回 三崎談話会

下記の通り、第 300 回 三崎談話会を開催いたします。今回は、富山大学学術研究部理学系の前川清人さんをお招きしてご講演頂きます。前川さんらは、長くシロアリについて、特にカースト分化の研究をされてこられ、当実験所の三浦の共同研究者でもあります。今回は最近明らかにした兵隊分化の脱皮制御についてご講演頂きます。ご興味のあるかたは是非ご参加下さい。談話会・懇親会の申込は、三浦(miu_at_mmbs.s.u-tokyo.ac.jp)または宇田川(世話人 udagawa_at_mmbs.s.u-tokyo.ac.jp)まで。

日時:2020年1月16日(木)16時30分~
場所:東京大学大学院理学系研究科・附属臨海実験所・セミナー室
講演者:前川清人(富山大学学術研究部理学系・准教授)
懇親会: 18時30分〜 場所未定 

前川清人(富山大学学術研究部理学系・准教授)
「シロアリの兵隊カーストを生み出す特殊な脱皮を調節するしくみ」

 シロアリの社会性の進化時期は,アリやハチよりも数千万年早く,およそ1億5千万年前だと考えられています。多くの独立した系統学的な解析により,現生のシロアリはゴキブリ内の単系統群であり,家族性の社会構造をもつ腐朽材食性のキゴキブリが姉妹群であることがほぼ確定しています。雌雄の成虫と子虫から成るキゴキブリの家族構造は,一般的なシロアリのコロニー発達の初期段階によく似ています。明確に異なる点は不妊の兵隊の有無で,シロアリでは一部の未成熟な個体から兵隊が分化します。兵隊は,特徴的な形態変化(武器の形成)を伴う脱皮を経て分化するため,どのようなしくみで発生が調節されているのかは古くから興味を集めてきました。ただし,兵隊に分化する個体はコロニー内のごく一部だけなので,分化前から個体を特定し,自然条件下で分化過程を観察することはほぼ不可能でした。しかし近年,コロニー発達の初期段階において,兵隊に分化する予定の個体が特定できたため,分化の要因や分化過程の変化を詳しく解析できるようになってきました。本発表では,これらの近年の成果や関連する研究動向を中心にお話ししたいと思います。歴史ある談話会の節目の回に相応しい発表を目指します。

令和元年度公開臨海実習(春開催)参加者募集

三崎臨海実験所では,下記の公開臨海実習の参加者を募集しております。
ふるって御参加下さい。


実習題目:特別臨海実習(Bコース:海洋動物の受精・発生と再生のメカニズム)

開講期間:2020年2月24日(月・祝)〜 2月28日(金)(4泊5日) 解散予定

指導教員:

    • 岡  良隆(東京大学・大学院理学系研究科・教授)
    • 三浦  徹(東京大学・大学院理学系研究科・教授)
    • 吉田  学(東京大学・大学院理学系研究科・准教授)
    • 黒川 大輔(東京大学・大学院理学系研究科・助教)
    • 岡西 政典(東京大学・大学院理学系研究科・特任助教)

協力教員:         

    • Gary Wessel (Brown University, USA)

実習内容:

本実習期間中においては、下記の内容を同時に実施する(各コース5名程度)。初日に全コースのガイダンスを行った後、参加者は3コースの中から参加コースを選択する(コース内容は変更の場合がある)。

  • 1) Observation of early development of a sea urchin and reporter assay.

  • 2) Observation of intracellular Calcium oscillation at fertilization, and sperm chemotaxis.

  • 3) Comparative developmental biology of marine organisms.


最終日には合同で成果発表会を英語で行う。
海外から教員と学生が参加するため、基本的に英語で実施する。

所要経費:  14,000円程度(実習全期間の宿泊費・食費を含む)

申込方法:登録及び連絡の際の間違い防止のため、以下の2段階での申込をお願いいたします。

1)まずメールでの予備登録をお願いいたします。
メールのタイトルを「19冬公開臨海実習参加希望」として、本文中に

  • 氏名 
  • 所属(大学・学部・学科名) 
  • 連絡可能な電子メールアドレス(参加要領等のPDF書類を送付しますので,出来るだけPCのものでお願いします) 

    を記入の上、sanka@mmbs.s.u-tokyo.ac.jpまでお送り下さい。この際、可能ならば連絡先となっているアドレスから送信していただけますと助かります。

2)以下の書類を作成の上、三崎臨海実験所事務室まで、郵送またはファックスでお送り下さい。

  • 公開臨海実習受講願(2019CourseB_Form
  • 学生教育研究災害傷害保険等の加入を証明するもの(証書のコピー等)
    (大学で傷害保険に強制加入している場合は不要)

申込締切:        1月31日(金)

注意事項: 

  • 参加希望学生は学生教育研究災害傷害保険(もしくはそれに相当する保険)に必ず加入していることが必要です。
  • 詳しい実施内容につきましては参加者が確定後に別途連絡いたします。
  • Aコースは昨年8月に実施済です。

※ 不明な点、質問等がございましたら、臨海実験所事務室までお問い合せ下さい。
(1月28日(火)~1月31日(金)まで公開臨海実習受付担当が不在のため、返信が遅れる場合がございます。ご了承のほど、お願い申し上げます。)

 

 

2020 MMBS Open Practical Course

2020 Misaki Marine Biological Station Open Practical Course

 

Couse Name

Biology of Marine Animals – Fertilization, Development and Regeneration

Location

Misaki Marine Biological Station (MMBS),
School of Science, The University of Tokyo.
1024 Koajiro, Misaki, Miura, Kanagawa 238-0225, JAPAN <direction>

Dates

24 Feb – 28 Feb, 2020

Instructors

Prof. Yoshitaka Oka (MMBS, The University of Tokyo)
Prof. Toru Miura (MMBS, The University of Tokyo)
Dr. Manabu Yoshida (MMBS, The University of Tokyo)
Dr. Daisuke Kurokawa (MMBS, The University of Tokyo)
Dr. Masanori Okanishi (MMBS, The University of Tokyo)

Guest Instructors

Dr. Gary Wessel (Brown University, USA)

Course Overview

This course will provide training dealing with marine animals, on fertilization, development and regeneration. Students will choose one topic (below, tentative) to work on in groups. On the last day of the course, students will present what they have done/achieved in the course. The courses will be taught in English.

  1. Observation of early development of a sea urchin and reporter assay.
  2. Observation of intracellular Calcium oscillation at fertilization, and sperm chemotaxis.
  3. Comparative developmental biology of marine organisms.

During this course you will learn some of the following:

  • Basic processes of development of marine organisms.
  • Calcium imaging techniques.

Participants

This course is aimed mainly at undergraduate students who are interested in biology of marine organisms. Graduate students may also participate. 8 participants from the US will receive travel funding from the Mikimoto – Morse Fund.

Participation Fee

No tuition is required. Meals and accommodation at MMBS is expected to cost 14,000 JPY.

For students in the US:  Travel expenses (flight fares) between the US and Tokyo as well as accommodation in Misaki will be covered by the Mikimoto-Morse Fund (supported by K. Mikimoto & Co., Ltd.). Meals must be paid by the participant (about 1,800 yen/day at MMBS).

Additional expenses such as accommodation in Tokyo must be covered by her/himself.

Application

The funding is limited to 8 participants from the US. For selection purposes, you are required to submit the following documents.

      1. A one-page statement of interest outlining your research objectives. Explain why you would like to attend, including how you think you will benefit from the course.
      2. Your CV which includes all previous financial support
      3. One letter of recommendation sent directly from the writer

The documents should be sent as electronic files to Dr. Manabu Yoshida (yoshida@mmbs.s.u-tokyo.ac.jp) by e-mail with the subject “MMBS Course 2020”. The deadline for submission is 6 20 January, 2020. 

The candidates may be interviewed via Skype or Google Hangout. On request, please inform us your ID or account. For travel, the candidates must have their passports ready to submit.
Students that are awarded travel support will visit Mikimoto (Ginza, Tokyo) on February 28.

Application Deadline

6 January, 2020  closed

Deadline for additional recruitment (2-3 US students):
20 January, 2020 

第 299 回 三崎談話会のお知らせ

下記の通り、第299回 三崎談話会を開催いたします。今回は、京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所の後藤龍太郎さんをお招きしてご講演頂きます。後藤さんらのご研究は、オトヒメゴカイの一種が闘争のために発音をすることを世界で初めて示したことで最近ニュースにも取り上げられました。ご興味のあるかたは是非ご参加下さい。談話会・懇親会の申込は、三浦(miu_at_mmbs.s.u-tokyo.ac.jp)または宇田川(世話人 udagawa_at_mmbs.s.u-tokyo.ac.jp)まで。

日時:2019年12月4日(水)16時30分~

場所:東京大学大学院理学系研究科・附属臨海実験所・セミナー室

講演者:後藤龍太郎(京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所・助教)

懇親会: 18時30分〜 場所未定 

後藤龍太郎(京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所・助教)
「キムラハナカゴオトヒメゴカイ(環形動物門:オトヒメゴカイ科)の種内闘争の際の発音とそのメカニズム」

 鯨類をはじめとする海生哺乳類、多くの魚類、甲殻類や昆虫類などの節足動物では、水中で発音行動を示す様々な種が知られている。一方、環形動物は海洋を中心に著しく多様化を遂げた分類群の一つで、多種多様な生態や生活様式の種を含むが、大きな発音が可能な種は知られてこなかった。今回、発表者らは、環形動物の1種キムラハナカゴオトヒメゴカイLeocratides kimuraorumが口を使って争う特異な種内闘争(マウスファイティング)の際に、口吻で相手を弾き飛ばす高速攻撃(マウスアタック)とともに単発の大きな音を出すことを発見した。この音の水中音圧レベルは最大で、157 dB re 1 µPa @ 1 mにも及び、周波数は6.9kHz付近をピークとして、90 kHz以上まで幅広い値を示した。本発見は、体の大部分が柔らかな構造からなる無脊椎動物であっても瞬間的に大きな水中音を出せることを示した点で新規性が高いと言える。本発表では、その発音行動の発見の経緯や発せられる音の特徴について紹介するとともに、マウスアタックの際に急速に膨らむ咽頭の形態変化とその筋構造から推察された音の生成メカニズムについて紹介する。また、自己紹介を兼ねて発表者の行ってきた共生二枚貝類の研究についても簡単に紹介する予定である。

2020年度教育関係共同利用公募のお知らせ

東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所では、教育関係共同利用拠点として生命科学、海洋生物学、生態学、地球惑星科学等、海洋関連分野の教育進展および人材の育成に寄与することを目的とし、全国および海外の大学、およびその所属学生に対して、当所を利用した統合的・学際的な教育カリキュラムを実施・受講する機会を提供しています。

今回、当所を利用して2020年度 (2020年7月~2021年3月)に行う実習等の教育関係共同利用の公募を行います。

公募要領は以下の通りです。

1応募区分
 A:共同利用実習 公募期間:2019年11月25日~2019年12月16日
  全国の大学の研究者(研究室・学科・学部)を対象として、当所の施設を利用した各種実習(セミナー・巡検等を含む)の実施を募集します。各大学(学部・学科・研究室)のニーズを踏まえて、当所の設備等の資源を有効に利用して実習を実施するための便宜を図ります。

 B:教育共同利用研究 公募期間:2019年11月25日~2019年12月16日
  理学系研究科附属臨海実験所に滞在して、各自の研究課題(卒業研究や修士論文・博士論文等)を実施する全国の学部学生および大学院生の利用を募集します。滞在する学生の施設利用および指導に関しては、各大学における指導教員と臨海実験所の担当教員が密接に連絡を取り合い、学生の課題の遂行に必要なアドバイスを適宜行うと共に、野外調査や生物の採集・飼育についての支援を行います。

 C:共同利用実習(中等教育)公募期間:2020年1月6日~2020年1月14日
  上記の区分A,Bをふまえて受入の余裕がある場合、全国の高等学校・中学校の教員を対象として、当所の施設を利用した各種実習(SSH, SPP等)の実施の受入をいたします。

2応募資格
 共同利用実習:国内外の大学及び国公立研究機関の研究者またはこれに準ずる研究者(非常勤研究員、博士研究員等を含む)
 教育共同利用研究:国内外の大学生・大学院生(指導教員の承認が必要です)
 共同利用実習(中等教育):高等学校・中学校の教員等

3応募方法
 ご利用をご希望の方は、下記の書類をe-mailもしくは書面にて御提出下さい。
 (1) 教育関係共同利用申請書(様式3、 電子ファイル)
 (2) (区分A, C)実習利用団体 実習予定表(書式自由)
   (区分B)指導教員による推薦書(書式自由)

 ※様式は当実験所webサイトよりダウンロード下さい。
  https://www.mmbs.s.u-tokyo.ac.jp/wp-en/?page_id=598

4応募書類提出先 および問い合わせ先

    東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所 事務室
    〒238-0225 神奈川県三浦市三崎町小網代1024
    tel: 046-881-4105
    e-mail: misaki@mmbs.s.u-tokyo.ac.jp
    (件名を「20実習教育公募利用申請」として下さい)

5利用採否
 利用採否・利用期間等は、当臨海実験所運営委員会で審査し、区分A,Bは1月初旬まで、区分Cは1月下旬までに所長名で通知いたします。

6報告書等の提出
 共同利用実習、共同利用研究教育に採択された方は、その年度の末日までに所定の報告書を当所宛に提出して下さい。報告された内容は、当所の年報に掲載する予定です。

7注意事項 

  • 実習利用希望については例年6~9月の大潮に集中いたします。日程調整の都合上、利用期間については必ず第三希望まで記載をお願いいたします。
  • 土・日・祝日及び、2020年8月6日~16日は夏期休業、2020年12月26日~2021年1月4日は冬期休業の予定となっており、実習の受入れは出来ません。
  • 本公募が終了した後、受け入れに余裕がある期間についての教育関係共同利用は、1月16日以降随時応募を受け付けいたします。提出書類・手続き等は同じです。
  • 研究利用、セミナー、会議など、研究目的で当所を利用する共同利用研究は、原則利用希望月の3か月前より随時受付いたします。詳しくは利用の手引きをご覧ください。
  • 現在、実験所における食事の提供はありません。食事は弁当や近隣のホテル等を紹介し、各自手配をお願いしております。予め御了解願います。