公開臨海実習
学部学生を対象に、年2回(8月、3月)の公開実習を開催しております。
三崎臨海実験所での主だった活動を紹介致します。イベントの具体的なスケジュールは、下記の「トピックス」をご覧ください。
研究室への参加を希望される方は、上記「研究活動」から各研究室のページをご覧ください。
学部学生を対象に、年2回(8月、3月)の公開実習を開催しております。
不定期に、主に三崎を利用する外部研究者を講師とした公開セミナーを実施しております。
年に数回、自然観察会や展示室の一般公開を実施しております。
三崎臨海実験所からのお知らせです。
東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所(当実験所)の三浦徹 教授、小口晃平 准教授、黒川大輔 助教、金原僚亮 大学院生 (研究当時、現:沖縄科学技術大学院大学 リサーチフェロー)、幸塚久典 技術専門職員による研究グループは、コウイカにおける腕と吸盤形成の分子メカニズムに見られる保存性と新規性を明らかにしました。
イカやタコなどの頭足類は軟体動物の中でも巻貝など他の系統とは異なる独自の形態を多様に進化させた分類群です。本研究では頭足類の持つ多数の腕と吸盤に着目し、腕の付け根から先端にかけて遺伝子の発現量を比較することで、その形成にかかわる遺伝子を明らかにしました。そして、この形成機構が節足動物や脊椎動物の腕や足 (付属肢) と共通していること、一方で腕に並ぶ吸盤では全く異なるメカニズムが働く可能性を示しました。この結果は動物において広く共通した付属肢形成機構と、吸盤独特の形成機構の存在を示唆するものであり、動物における新規形質の獲得や付属肢の進化原理への理解が深まることが期待されます。
本研究成果は、2026年10月20日に国際学術誌「iScience」に掲載されました。

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詳しくは下記のリンクをご覧ください。
<論文詳細>
Kimbara R, Kohtsuka H, Oguchi K, Kurokawa D, Miura T (2026) Developmental Mechanism and Evolutionary Process of Cephalopod Suckers. iScience DOI: 10.1016/j.isci.2026.117761
<理学部ウェブ>
日本語:https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/11248/
English:https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/en/press/z0508_00479.html
第310回の「三崎談話会」の開催が決まりましたのでご連絡いたします。
今回は2名の演者をお招きし、対面のみでの開催を予定しております。
演者:Cornette Richard (国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 上級研究員)
吉田 祐貴 (国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 研究員)
日時: 2026年10月15日 16:00~18:00 (*時間は目安です)
開催地:東京大学附属臨海実験所 教育棟講義室
問い合わせ先:
三崎臨海実験所 修士課程(世話人) 重谷進乃介 (shigetani1030(a)g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
三崎臨海実験所 准教授 小口 晃平(k-oguchi(a)mmbs.s.u-tokyo.ac.jp)
第309回の「三崎談話会」の開催が決まりましたのでご連絡いたします。
今回は3名の演者をお招きし、対面のみでの開催を予定しております。
参加をご希望の方は、下記のGoogleフォームよりご回答下さい。皆様のご参加をお待ちしております。
日時:2026年7月13日(月) 13:00〜15:00(*時間は目安です)
場所:東京大学三崎臨海実験所 教育棟講義室
参加申込:https://forms.gle/Lt4h4o2GCo66tM7J8
【回答締切:7/10 (金) 17:00】
「脊索動物のボディプラン確立に重要な神経中胚葉前駆細胞の進化的起源」
石田 祐 (岡山大学 理学部附属牛窓臨海実験所・研究助教)
*13:00~13:40
脊索動物のボディプランは、脊索・背側神経索・尾部(肛後尾)などによって規定されている。脊索動物のうち脊椎動物の発生過程において尾部は、神経中胚葉前駆細胞と呼ばれる、体節や脊索などを含む中胚葉性の組織と外胚葉性である神経管をつくり出す幹細胞様の細胞集団から形成される。脊椎動物と姉妹群をなす被嚢動物カタユウレイボヤにも神経中胚葉前駆細胞様の細胞集団が存在するものの、神経中胚葉前駆細胞が脊索動物の進化の過程でどのように獲得され、どのように進化してきたのかは理解されていない。最近私たちは、頭索動物であるフロリダナメクジウオ(Branchiostoma floridae)を対象としてナメクジウオ胚が神経中胚葉前駆細胞様の細胞集団を持つ可能性を検証したので、その結果を共有するとともに、脊索動物としてのボディプランの確立過程について議論したい。
「チゴイソアワモチにおける背眼の発生」
黒田 春也 (岡山大学 理学部附属牛窓臨海実験所・研究助教)
*13:40~14:20
イソアワモチ科(Onchidiidae)は殻を発生の途中で失う軟体動物腹足類の一グループである。このグループに属する多くの種は、身体の大部分を覆う発達した外套表面に多数のカメラ眼をもつことによって特徴づけられる。このカメラ眼は「背眼」と呼ばれ、通常の軟体動物型のカメラ眼とは異なり、反転網膜と盲点をもつという構造上の特徴から「脊椎動物型の眼」として古くは19世紀後半から注目されており、本邦でも多数の研究がある。しかし、イソアワモチの仲間はベリジャー幼生期の給餌が困難であることから、変態直後から形成が始まる背眼の発生過程に関する知見は非常に限られている。そこで私たちの研究グループは、ベリジャー幼生の状態では孵化せず、卵内で変態してから匍匐性の稚貝として孵化するチゴイソアワモチ(Peronia setoensis)という種を研究対象に選ぶことで、ベリジャー幼生の給餌問題を回避し、直径約100 µmの受精卵の孵卵からはじまり、体長1 cmの幼体を十数個体育成することに成功した。本発表では、チゴイソアワモチの胚発生から背眼の形成過程を含む後胚発生までの経過を約一年間記録した結果と、そこから得られた発生学的・進化学的知見について報告する。
「扁形動物ヒラムシにおける左右相称動物普遍的な神経ペプチドGn
森 俊輔 ( 岡山大学 理学部附属牛窓臨海実験所・ 博士課程3年)
*14:20~15:00
生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)は、
お問い合わせ:
三崎臨海実験所 修士課程 三井 健世(世話人:kensei-mitsui2002)
三崎臨海実験所 教授 三浦 徹(miu)
※メールアドレスはスパム防止のためリンクをつけておりません。
お手数ですが、三井には「@g.ecc.u-tokyo.ac.jp」、三浦には「@mmbs.s.u-tokyo.ac.jp」をつけて送信してください。