三崎臨海実験所の教育棟には海洋教育のための展示室「海のショーケース」が開設され、実習や自然観察会、地元小学校の見学に用いています。また、一般公開も実施され、市民への啓蒙活動にも貢献しています。ここでは、三崎の海の生物や臨海実験所での研究、歴史などを資料や標本を用いて紹介し、海洋教育に活用しています。特に相模湾で採 集された大小様々な魚類や無脊椎動物の剥製や標本、明治、大正、昭和の初期から使用している木製什器類など 様々なものが展示されており、臨海実験所を体感できるよう工夫されています。
現在は、小学校・中学校・高等学校・大学等の学校関係者の皆様を対象に、１週間前までの予約制で展示室を公開しています。学校の校外学習や遠足、社会見学、教員研修等にぜひご活用ください。予約方法などにつきましては、下記をご覧ください。
東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所 展示室 見学予約方法（学校関係者のみ対象）
見学希望日の１週間前までに、学校名・見学人数・見学希望日時（第三希望まで※）・見学目的を、office@mmbs.s.u-tokyo.ac.jp 宛にEメールでお送りください。
申込内容を確認後、所内での審査を行い、見学の可否を通知いたします。
※ 大学実習等の予定と重なった場合、ご希望に添えない場合があります。予めご了承ください。
展示室は、東京大学海洋教育促進研究センター（日本財団）の事業の一環として整備されました。また、展示室の整備に際し、東京大学基金「マリン・フロンティア・サイエンス・プロジェクト」に寄せられた寄付の一部を活用させていただきました。ご支援を頂いた皆さまに厚く御礼申し上げます。