2025年11月1 5日
東京大学三崎臨海実験所利用者各位
東京大学 大学院理学系研究科 附属臨海実験所
所長 三浦 徹
東京大学 大学院理学系研究科 附属臨海実験所2025年度 教育関係共同利用公募のお知らせ
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、来年度の当実験所を利用した実習の公募要項をお送りいたします。
来年度の当実験所の利用をご希望の学校・団体におかれましては、要領を熟読の上、応募書類を期間内にご提出くださりますようお願い申し上げます。
2020年度から共同利用の場所が教育棟となっており,利用法並びに料金が改定されております。また、宿泊棟も改修工事を行いこれまでと仕様が異なっているため、注意事項等も変更となっており、感染症対策等についても注意事項がございますのでご留意ください。来年度のご利用のご検討とご計画のほど、心よりお願い申し上げます。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
敬具
東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所
2025年度教育関係共同利用公募要領
東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所では、教育関係共同利用拠点として生命科学、海洋生物学、生態学、地球惑星科学等、海洋関連分野の教育進展および人材の育成に寄与することを目的とし、全国および海外の大学、およびその所属学生に対して、当所を利用した統合的・学際的な教育カリキュラムを実施・受講する機会を提供しています。
今回、当所を利用して2025年度 (2025年4月~2026年3月)に行う実習等の教育関係共同利用の公募を行います。
公募要領は以下の通りです。
(1)応募区分
区分A:共同利用実習
全国の大学の研究者(研究室・学科・学部)を対象として、当所の施設を利用した各種実習(セミナー・巡検等を含む)の実施を募集します。各大学(学部・学科・研究室)のニーズを踏まえて、当所の設備等の資源を有効に利用して実習を実施するための便宜を図ります。
区分B:教育共同利用研究
理学系研究科附属臨海実験所に滞在して、各自の研究課題(卒業研究や修士論文・博士論文等)を実施する全国の学部学生および大学院生の利用を募集します。滞在する学生の施設利用および指導に関しては、各大学における指導教員と臨海実験所の担当教員が密接に連絡を取り合い、学生の課題の遂行に必要なアドバイスを適宜行うと共に、野外調査や生物の採集・飼育についての支援を行います。
区分C:共同利用実習(中等教育)
上記の区分A,Bをふまえて受入の余裕がある場合、全国の高等学校・中学校の教員を対象として、当所の施設を利用した各種実習(SSH, SPP等)の実施の受入をいたします。
(2)応募資格
- 共同利用実習:国内外の大学及び国公立研究機関の研究者またはこれに準ずる研究者(非常勤研究員、博士研究員等を含む)
- 教育共同利用研究:国内外の大学生・大学院生(指導教員の承認が必要です)
- 共同利用実習(中等教育):高等学校・中学校の教員等
(3)応募方法
ご利用をご希望の方は、「利用の手引き」をよくお読みの上、下記の書類をe-mailもしくは書面にて下記提出先まで御提出下さい。
(1) 教育関係共同利用申請書(様式3、 電子ファイル)
(2) (区分A, C)実習利用団体 実習予定表(書式自由)
(区分B)指導教員による推薦書(書式自由)
※様式は当実験所webサイトよりダウンロード下さい。
https://www.mmbs.s.u-tokyo.ac.jp/wp/?page_id=598
(4)応募期間
- 区分A 共同利用実習 : 2024年11月18日~2024年12月11日
- 区分B 教育共同利用研究 : 2024年11月18日~2024年12月11日
- 区分C 共同利用実習(中等教育) : 2025年1月6日〜2025年1月22日
(5)応募書類提出先 および問い合わせ先
東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所 事務室
〒238-0225 神奈川県三浦市三崎町小網代1024
tel: 046-881-4105
e-mail: office@mmbs.s.u-tokyo.ac.jp
(件名を「25実習教育公募利用申請」として下さい)
(6)利用採否
利用採否・利用期間等は、当臨海実験所運営委員会で審査し、区分A・区分Bは1月初旬までに、区分Cは1月下旬までに所長名で通知いたします。
(7)報告書等の提出
共同利用実習、共同利用研究教育に採択された方は、その年度の末日までに所定の報告書を当所宛に提出して下さい。報告された内容は、当所の年報に掲載する予定です。(シラバス等あれば、そちらも提出お願いします。)
(8)注意事項
- 実習利用希望については例年6~9月の大潮に集中いたします。日程調整の都合上、利用期間については必ず第三希望まで記載をお願いいたします。
- 土・日・祝日及び、2025年8月9日〜17日は夏期休業、2025年12月27日〜2026年1月4日は冬期休業の予定となっており、実習の受入れは出来ません。
- 本公募が終了した後、受け入れに余裕がある期間についての教育関係共同利用は随時応募を受け付けいたします。提出書類・手続き等は同じです。
- 研究利用、セミナー、会議など、研究目的で当所を利用する共同利用研究は、原則利用希望月の3か月前より随時受付いたします。詳しくは利用の手引きをご覧ください。
- 現在、実験所における食事の提供はありません。食事は弁当や買い出し等、各自手配をお願いしております。予め御了解願います。
- 教育棟は海から離れているため、採集した動物の運搬には注意が必要です。予め実験所採集室職員との打ち合わせを十分に行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
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